戦闘特技《双撃》と戦闘特技《二刀流》

戦闘特技《双撃》*1と戦闘特技《二刀流》*2を、あわせてとった場合をどう判断すればいいか迷う。
戦闘特技《両手利き》*3で、片手武器を両手にもって、二回攻撃をする場合、命中力判定の達成値に-2のペナルティがつく。
戦闘特技《双撃》は命中力判定のペナルティそのままに、目標を二つ選ぶことができる。
戦闘特技《二刀流》は同じ対象を攻撃した場合、命中力判定のペナルティがなくなる。
(ここに書いたのは要約なので、正確なところは本を読んで欲しい。)

戦闘特技《二刀流》でペナルティ無しで敵を攻撃した。
その敵が死んだら、戦闘特技《双撃》で、別の相手を選択できるか?
同一目標のときペナルティなしなので、違う目標を選ぶとペナルティが生じる。そうなると、さきに攻撃した相手のときもペナルティがあったはずじゃないのか?という話になる。
戦闘特技《二刀流》でペナルティなしで攻撃したい場合は、その敵しか攻撃できない。他の対象に攻撃を切り替える可能性があるなら、最初から-2のペナルティありで攻撃しておく必要がある。
そんなふうに解釈するべきなんだろうか?
でも、戦闘特技《双撃》、戦闘特技《二刀流》という、常に効果がある戦闘特技で、このラウンドは戦闘特技《双撃》、このラウンドは戦闘特技《二刀流》とするような宣言まがいのことをするのは、どうも変な気もする。
なんというか、戦闘特技《双撃》と戦闘特技《二刀流》とは、同時にもつことを考えずにデザインしてないか?という気になる。まあ、似たような効果の戦闘特技を二つもとるとは思わないということなのかもしれないけど。
公式でどう判断されるかわからんけど、ハウスルールで戦闘特技《双撃》と戦闘特技《二刀流》を持っている場合は、違う対象を攻撃しても命中力判定ペナルティなしとしてもいいかもしれない。貴重な戦闘特技に、戦闘特技《双撃》と戦闘特技《二刀流》とをわざわざとっているわけだしな。

*1:ルールブックI-p219。

*2:ルールブックI-p221。

*3:ルールブックI-p223。